チャリ旅で学んだ事(二か月間野宿)

 

僕には一時期血迷っていた時期がありまして

何を思ったのか

 

チャリで野宿しながら旅したら最高にクールじゃね?と思い

 

で 

結果2ヶ月間チャリ旅してました

所持金ほぼ無し。ほとんど野宿です。

 

その時に学んだ事を書いていきます

 

 

行けば結構なんとかなる

 

 

親には止められました、勿論。

 

何考えてんのアンタ?馬鹿じゃないの?

 

ってな感じです

 

 

実際バカだったと思います

 

 

 

食べるものはどーするの?

寝るところは?

雨が降った日は?

洗濯とか?

そもそも何持っていけばいいのかわかってる?

途中で絶対飽きると思うけど大丈夫?

てか大丈夫?

 

怒涛の質問ラッシュが繰り広げられましたが、

その頃の僕は、高橋歩さんという男に憧れていましたので、

 

聞く耳を持たずに、

とりあえず行っちゃえ!!精神で

家を後にしました

 

 

で、結果

なんとかなりました。

 

 

その時に思ったんです

 

 

ぶっちゃけ

チャリで北海道まで行くと行った時

 

誰もが

 

いやいややめとけよー

絶対後で後悔する

出来るわけないじゃん

途中で飽きるよ

馬鹿じゃないの?

 

 

と賛同する人は一人もいなかったのです

 

 

だから実際僕も

 

 

やっぱりやめとこうかな………

 

 

と300回ぐらい思いました

 

怖くなったし不安だし

今まで通り

 

そうだよね、、、

やっぱりやめとくわ

 

 

って言う事で

みんなを安心させて

いつもと同じ日常に戻ることがどれだけ楽だったか。

 

 

でもそんな周りの声を振り切り

行動したことで素晴らしい経験を得ました

 

 

友達や周りの人への有り難みに気づく

 

 

旅は基本孤独です

ずっと1人。1人黙々とチャリを漕ぐだけ。

 

 

結構寂しいです。

 

 

何度も泣きそうになりました

特に間違えて山の中に入っちゃって帰り道がわからなくなって携帯の電波も通じないみたいな状況になった時には、何度も何度も泣きそうになりました。本当は泣いてました

 

 

その中でも

人との出会いはあります

 

 

 

同じようにチャリ旅してる人とか

興味を持ってくれる人とかいて

 

 

それはそれで一期一会で旅の醍醐味って感じで楽しいんですよ

 

 

でも

当たり前のこと言いますけど

 

 

みなさんはじめましての関係で

長い時間一緒に入れるわけではないので

深い関係にはなれません。

 

 

ふとした時思うんです

 

今ここに

俺を知ってる人は1人もいないんだよなーって

 

 

それがすごく寂しい。

 

 

はじめまして!から入る会話しかないことが新鮮だけれども、寂しかったりします。

 

 

だから、

自分を知ってくれる人に会いたくなる

 

 

よく旅は帰る家があるから楽しいみたいに言うじゃないですか?あれは本当ですね

 

 

テントで1人で寝るの超怖い

 

 

旅に行く前は

こんな憧れがありました

 

 

そこら辺の河辺でテント張って焚き火でもして〜星を見ながらコーラ飲んでー

 

 

なんか旅人っぽい事をしたかったんです

 

 

だから勿論やりました

旅をはじめて初日です。

 

 

適当な公園を見つけて

確かその日は小雨が降ってましたが

それが逆に雰囲気を演出してるような気がして

テンション上がりました

 

 

で、テント設営が終わり

さあこれからは旅人しか味わえない贅沢の時間だ!!と意気込んだのはいいんですけど

 

 

僕はすぐに気付きました

 

 

 

 

 

夜の公園こええええええ!!

 

 

真っ暗だし、幽霊出そうだし、無音だし、なんかヤバイ人とか来るかもしんないし、幽霊だし、とにかくめっちゃ怖い

 

 

これは実際にやったものしか分からないと思う

 

 

 

旅人っぽく黄昏たい

という僕の積年の想いと

 

 

超怖い

というシンプルな恐怖が

 

闘いを繰り広げ恐怖が圧勝し

テント設営してから30分で公園を後にしました

 

 

いやー怖かった

 

 

これから旅をしようと考えてる人がいたら

泊まる所はしっかり確保した方がいいですよ

 

 

まとめ

 

今となってはいい思い出です

あの2ヶ月間はほとんどチャリを漕いでるだけなのにすごい濃い2ヶ月でした。やってよかった

今度は世界を旅してみたいものです