鬱の時言われてうざかった言葉、救われた言葉

こんにちはアラキです。

 

メンタルハックで有名なほっしーさんが、こんなことをツイートしていました。

 

やってもらえるのは嬉しい。

でも、「やってやってる感」を出された瞬間に嬉しくない。

 

 

これすごい共感しました。

そうなんですよね。

 

やってやってる感は勿論

励ましてくれたり

助けてくれたりしても

励ましてやってる感

助けてやってる感

 

が、出た瞬間全然嬉しくない。

むしろ、うざい。笑

 

鬱の時、よくそんなことを感じていたなーと思い出したので、今日はそのことを書きます。

 

 

鬱の時言われてうざかった言葉

 

俺はお前を見捨てないから!安心して

 

鬱でどん底にいる時、

知り合いからそう言われました。

 

これ嬉しいか?

僕は全く嬉しくない。

 

見捨てられる前提なのも意味わからんし、

これこそまさに「助けてあげてる感」ですよね

 

他の人は見捨てるかもしれないけど、俺は見捨てないから感謝しろよ?というエゴを感じる。

 

そこまで悪意はないのは知ってはいるが、そうとられても仕方ないと思う

 

生きていれば必ずいいことがあるから!!

 

これ言われるの本当に嫌いだった。

 

何が嫌かって、

馬鹿にされてる感じがするんですよ

 

うまく説明できるかわからないけど

そんなことで元気付けられるような病気ではないですよね。

 

 

お前の苦痛なんて大したことないよ!!

と言われているような感じがするし、

上から目線な気がするんですね。

 

そっか!生きてればいいことあるよな!明日から元気に生きよう!

 

とはならない。笑

なれるんだったら最初からなってるよ!!

 

こんな話を聞きました。

 

 

ガン患者の方が

治療の辛さから、

もういっそ死んでしまいたい

耐え抜く自信がない

など、弱音をこぼした時、

 

医者の方が絶対にしてはいけないことがあるそうです。

 

それをすると関係性が圧倒的に悪くなるそうです。

 

 

それが励ますこと

 

そんなこと言わないで家族のためにも頑張ってください!希望を失わないでください!

 

と言うのはタブーらしい。

 

一見、励ますことは良いことだと思える。

それなのに何故患者の方は心を閉じてしまうのか

 

著者はこう言っています。

 

そこには共感がないから

 

ガンという深刻な病になり、頑張って治療に励んできたのに一向によくならない。

そんな時、もう頑張るの疲れた、死にたいと思ってしまうのは想像できますよね

 

 

それなのに、

全く共感しようとせず、

理解しようとせず、

 

もう死にたいぐらい辛い…と

絶望の中、絞り出した感情を軽く扱われたことに不信感を抱くんだと想像できます。

 

 

だからまず共感するそうです。

 

そうですよね、、、自分ももしガンになったら耐える自信ありません。。よく頑張ってますよ、、、

 

という風に。

 

「励まし」から、「共感」に変えてから

患者さんとの関係性が良好になったそうです。

 

救われた言葉

 

次は反対に、言われて救われた言葉です。

 

鬱ってなった事がないから分からないけど辛いらしいな。

 

 

これは素直に嬉しかったですね。

 

鬱って、周りの人から

 

「もっとポジティブに考えたら?」

 

「自分で自分の首しめてるだけじゃん」

 

「少しは努力しないと治るものは治らない」

 

これぐらいのことだったら平気で言われますよね

 

その度に

それが出来たら苦労しねえんだよ、、お前もなったら分かるよ

 

なんて思って、

心を閉ざしていました。

 

まあ、言った方も悪気はないだろうし、正論の部分も多少あると思うけど、受け入れられなかったのは

 

共感がなかったからですよね

 

 

「そうするのが難しい病気なんだろうけど、もっとポジティブに考えてみたら?」

 

「○○なりに努力してるんだろうけど、このままでは治ると思えないから努力の方向性変えてみれば?」

 

このような言い方だったら素直に受け入れられたはずです。

 

 

どうしても病気になると

共感を忘れて、励ます事にエネルギーを注ぎがち、、、鬱は特に。

 

だから友達から言われた

鬱ってなった事がないから分からないけど辛いらしいな。

 

という言葉は、鬱の辛さに共感してくれてる感じがして嬉しかったんです

 

まとめ

 

励ますことは、相手を傷つけている場合がある。だから、まずは共感すること。自分も心がけます

 

 

おわり。